ラピスラズリは、強いエネルギーを持つことで知られる天然石。ゆえに「持つ人を選ぶ」とも言われています。
この記事では、ラピスラズリが強すぎると言われる理由や、どんな人に合うのか、合わないときの対処法まで詳しく解説。スピリチュアルな視点から、自分に合うかどうかを見極めるヒントをお届けします。
ラピスラズリの魅力とエネルギー
美しい青色で知られるラピスラズリ。その力強い波動は人によって相性が分かれることも。本章ではその基本情報と背景を紹介します。
ラピスラズリとは?その特徴と由来
ラピスラズリは深い青色に金色のパイライトが散りばめられた、美しく神秘的な天然石です。
古代エジプトやメソポタミアでも珍重され、装飾品や護符として使われてきました。名前はラテン語の”lapis(石)”とアラビア語の”azul(青)”に由来します。
ラピスラズリの歴史的背景とスピリチュアルな意味
古代文明では「聖なる石」とされ、邪気を払う力や真理を見抜く力があると信じられていました。仏教では「悟りの石」、ヨーロッパでは「王の石」とも称され、精神性や直感を高める石として用いられています。
エネルギーが強すぎる?ラピスラズリと持つ人の相性
ラピスラズリは非常にエネルギーが強いパワーストーンとして知られています。
そのため、持つ人によっては「疲れる」「体調が変わる」などの影響を感じることがあります。これは石の力が持ち主の内面を強く揺さぶるからといわれており、相性が問われる石のひとつです。
ラピスラズリの効果とその影響
精神性を高め、内面を映す鏡のように働くラピスラズリ。直感や霊感、幸運を引き寄せるとされるパワーについて掘り下げます。
内面的成長を促すパワーとその理由
ラピスラズリは「真実を映す鏡」とも呼ばれ、自分の中の矛盾や未解決の課題を浮かび上がらせる力を持っています。そのため、持っていると精神的な成長や気づきが起こりやすくなりますが、それと同時に向き合うべきテーマが表面化しやすくなることもあります。たとえば、自分の中にあったモヤモヤや不安の正体に気づかされるような出来事が起こったり、これまで避けていた課題に正面から向き合わざるを得なくなるような変化が生まれることもあるでしょう。
こうした影響は時にストレスや混乱を伴うこともありますが、それはラピスラズリが持ち主の「成長のタイミング」を促している証拠ともいえます。内面にある本音や価値観を再確認し、人生の方向性を見直すきっかけとなることもあるため、自分を深く見つめ直したい人にはとても強力なサポーターとなる石です。
霊感や直感を高める効果とは?
ラピスラズリは第六チャクラ(第三の目)に強く働きかけるとされ、直感力やインスピレーションを高めてくれる石です。瞑想時や創作活動に用いることで、感覚が鋭くなったり、心の奥底とつながりやすくなったりするとも言われています。
ラピスラズリがもたらす幸運と不思議な出来事
「持っていたら良い方向に物事が進んだ」「偶然のような出会いがあった」といった報告も多いラピスラズリ。不思議な引き寄せや縁を運んでくれる力があるとされ、持ち主の人生に変化をもたらす石として語られることもあります。
持つ人を選ぶ?ラピスラズリとの相性
エネルギーが強いため、相性が合わないと不調を感じることも。本章では合う人の特徴や起こりうる反応とその対処法を紹介します。
どんな人に合うのか?合う人の特徴
・自分と向き合う準備ができている人 ・精神的な成長を望んでいる人 ・直感やひらめきを大切にしている人 ・精神世界やエネルギーに対してオープンな感性を持っている人 ・自分の中にある葛藤や弱さを受け入れる姿勢がある人
このような人には、ラピスラズリは特に相性の良い石だとされています。自分の内面としっかり向き合おうとする姿勢があればあるほど、ラピスラズリの力は持ち主を後押しし、より深い気づきや変化をもたらしてくれるでしょう。強い意志や覚悟を持つ人であれば、石とのつながりも強く、より効果的にそのエネルギーを取り入れることができます。
嫌なことが起こる可能性について
ラピスラズリを持つと一時的に「嫌なこと」が起こる場合もありますが、それは石が内面の課題を浮き彫りにしているサインかもしれません。これは「好転反応」とも言われ、本質的な成長の前段階として現れるものです。たとえば、心の奥にあった不安や過去のトラウマが急に思い出されたり、周囲の人間関係に変化が起きることもあります。そうした現象はネガティブに感じられるかもしれませんが、実はそれが人生の流れを変えるきっかけになることも多いのです。
ラピスラズリが持つ影響とその解決方法
もしラピスラズリを持っていて不調を感じる場合は、いったん手放す・休ませる・浄化を行うとよいでしょう。また、他の穏やかな石(ローズクォーツやアメジストなど)と組み合わせて持つことで、エネルギーのバランスを取りやすくなります。さらに、持ち方や置く場所を工夫することで影響を和らげることも可能です。たとえば、常に身につけるのではなく、必要なときだけ手に取る、寝室ではなくリビングなどエネルギーが分散しやすい場所に置くといった工夫も効果的です。
効果的な使い方:ラピスラズリを身につける方法
アクセサリーや枕元での活用法など、日常生活に取り入れるための具体的な使い方と、浄化のポイントをわかりやすく解説します。
ジュエリーとしての使用法
ラピスラズリはペンダントやリング、ブレスレットとして身につけると、常に自分のエネルギーと共鳴しやすくなります。肌に触れることで石の影響をより受け取りやすくなり、持ち主の内面との対話が深まります。また、首元に近い位置でつけることで喉のチャクラを整え、自己表現力を高めるとも言われています。ファッションアイテムとしても美しく、スピリチュアルと日常のおしゃれを同時に楽しめる点も魅力です。
寝るときにおすすめの使い方
枕元に置いたり、サシェに入れて枕カバーの中に入れることで、ラピスラズリの癒しの力を寝ている間に取り入れることができます。ただし、眠りが浅くなる人は少し距離を置いた場所に置くのがおすすめです。また、ラピスラズリの夢見効果によって、明晰夢や深い気づきを得たという人もいます。寝室に置く場合は、布や木製の小皿に載せて、優しく扱うと良いでしょう。
浄化方法とその重要性
ラピスラズリは塩や水に弱い性質があるため、浄化には月光浴やセージ、音による浄化(チューナーやベルなど)がおすすめです。定期的な浄化は、石本来の力を保つために重要です。特に強いエネルギーを受けたあとや、他人の手に触れたときには丁寧な浄化を行うと、ネガティブな影響をリセットできます。浄化後は、静かな空間で数分間手に取り、改めて石とのつながりを感じる時間を設けるのもおすすめです。
まとめ
ラピスラズリは、ただの装飾品ではなく、持つ人の人生に影響を与えるパワーを秘めた石です。強いエネルギーゆえに、心の準備が整っている人にとっては非常に心強い味方となります。
持っていて気分が落ち着くかどうか、前向きな変化があるかどうかがポイントです。逆に違和感や疲労を感じる場合は、石との相性を見直したり、他の石に変えてみることも大切です。
普段の生活の中で、アクセサリーとして身につけるほか、瞑想やノートタイムに活用するのもおすすめ。自分の感覚を信じながら、ラピスラズリと上手に付き合っていきましょう。

