サーティーワンのアイスケーキって、見た目も可愛いし味も文句なし。でも「いざ買ったら冷凍庫に入らなかった!」なんて声、実はかなり多いんです。特にイベントや誕生日で張り切って大きめサイズを選ぶと、家庭用の冷凍庫には収まりきらないこともしばしば。焦ってケーキが溶けてしまったら、せっかくのお祝いも台無しですよね。
この記事では、「アイスケーキが冷凍庫に入らない!」というピンチをどう乗り越えるか、実際にできる工夫や解凍方法、代替の保存方法まで、わかりやすく紹介していきます。
サーティーワンアイスケーキが冷凍庫に入らない理由
アイスケーキが冷凍庫に収まらない主な原因と、サイズや保存環境のチェックポイントについて詳しく解説します。
サイズや箱の高さが問題
サーティーワンのアイスケーキは、見た目の可愛さに目を奪われがちですが、実際には“箱のサイズ”が落とし穴になることも。特に高さのあるパッケージが多く、冷凍庫の棚の間に収まらないケースがよくあります。
家庭用冷凍庫の棚は高さに制限があるため、箱のまま収納しようとすると引っかかってしまうのです。さらに、キャラクターデザインのケーキなどは、デコレーションが飛び出していたりすることもあるので、単に縦横のサイズだけでなく、立体的な高さまでチェックしておくのが大切です。
持ち帰る前に、店舗で箱の大きさを聞いておくと失敗を防げます。
冷凍庫のスペース不足
普段から冷凍食品や保冷ストックが詰まっている冷凍庫に、急に大きなアイスケーキを入れるのは至難の業です。特に製氷室やドアポケットなど、思わぬ場所がスペースを占拠しているため、いざ入れようとして「入らない!」と慌てる人も多いはず。
冷凍庫内のトレーや仕切りが取り外せるタイプであれば、事前に調整してスペースを確保しておくのが安心です。
前日に冷凍庫を整理し、不要なものを別の場所に移すなどの“準備時間”をとることで、当日のストレスを大幅に軽減できます。
アイスケーキの保存状態の重要性
アイスケーキは、ただ凍っていればOKというわけではありません。温度のムラがあると一部が柔らかくなったり、逆に霜がついて風味が落ちたりと、状態が悪くなってしまう可能性があります。特にドア付近や棚の前方は温度が不安定になりやすいので、なるべく冷凍庫の奥の方や、温度が一定に保たれやすい場所に収納するのがベター。
また、ケーキ全体がしっかり冷気に触れるよう、箱を傾けずに平らに置くことも重要なポイントです。
カチカチに凍らせないための工夫
とはいえ、冷やしすぎにも注意が必要。サーティーワンのアイスケーキは、食べごろの状態がマイナス20℃前後とされていて、あまりにも冷やしすぎると硬くなりすぎてナイフが入らなくなることも。冷凍庫で保存する際には、保冷剤やドライアイスを併用する場合でも、冷気が直接ケーキに当たらないようにクッション材を使うなど工夫が必要です。
食べる直前に軽く常温に置いてからカットすると、ちょうどいい柔らかさになって見た目も崩れにくく、美味しくいただけます。
サーティーワンアイスケーキの解凍方法
冷蔵庫・常温での解凍時間やタイミングを紹介。溶けすぎず美味しく食べるためのコツを押さえましょう。
冷蔵庫での解凍時間は何時間?
冷蔵庫で解凍する場合、だいたい30分〜1時間が目安です。
完全に解凍する必要はなく、外側が少し柔らかくなってナイフが入りやすい程度がベスト。
冷蔵庫の中は室温よりも解凍スピードがゆるやかなので、表面が溶けすぎず、美しい見た目をキープしやすいのもメリットです。また、気温が高い日や夏場などは常温解凍よりも冷蔵庫での解凍がおすすめです。解凍しすぎるとケーキ部分が崩れてしまうので注意してください。
特にスポンジが使われているケーキでは、水分がにじんでべちゃっとなりやすいため、様子を見ながら調整しましょう。
常温での解凍時間とその注意点
常温での解凍は、15分〜20分程度が限界です。それ以上放置すると、表面が溶けて形が崩れたり、再冷凍ができなくなる恐れがあります。
室温が高い時期や暖房の効いた室内では、さらに短時間で急激に柔らかくなってしまうため、油断は禁物です。
写真を撮ったり、切り分けの準備をするなどの短時間の用途に限定するのがベスト。なるべく短時間で冷蔵庫に移すのが正解です。
冷凍庫から冷蔵庫に移すタイミング
食べる30分〜1時間前がベストタイミング。
慌てて出しても解凍されず、早すぎても溶けすぎる可能性があるので、逆算して移すのがコツです。特に家族で食卓を囲む時間や、お祝いのタイミングに合わせるなら、食べ始める時間から逆算して30分〜1時間前を目安に冷蔵庫に移しましょう。冷蔵庫での解凍時間を計算に入れたうえで、カットする直前に室温に少し置くと、ナイフの入りもスムーズになります。
冷凍庫に入らない時の代替法
クーラーボックスやドライアイスを活用した保存方法など、冷凍庫に入らない時の現実的な対処法を紹介します。
クーラーボックスの活用法
家にある大きめのクーラーボックスが、アイスケーキの一時保存に非常に便利です。
特に容量が大きく、フタがしっかり閉まるタイプであれば、冷凍庫代わりとして数時間の保存が可能です。
保冷剤をたっぷり入れて、アイスケーキを新聞紙やタオルなどでくるんで保冷力を高めておけば、夏場でも3〜4時間程度は持ちます。また、クーラーボックスの底にアルミホイルを敷いたり、保冷剤を上下両方に入れることで、冷気を均等に行き渡らせる工夫もおすすめ。
アウトドア用品として普段から使っている方はもちろん、家に眠っているものでも十分役立ちますので、ぜひ一度見直してみてください。車で移動する際の持ち運びにも重宝します。
アイスケーキ冷蔵庫でも大丈夫な場合
「冷蔵庫でもOKなの?」と心配になる方も多いですが、実は短時間(30分以内)であれば冷蔵庫でも意外と大丈夫です。
特に写真を撮ったり、ロウソクを立てるなどの軽いデコレーションをしたい時には、一時的に冷蔵庫に入れておくのがちょうどいい方法です。ただし、長時間入れてしまうとアイス部分がどんどん柔らかくなり、ケーキの形が崩れてしまう可能性があるため、必ずタイマーをセットするなどして時間を意識しましょう。
また、冷蔵庫内で最も冷える場所(冷気の吹き出し口付近)を選ぶのも、品質を保つうえで効果的です。
ドライアイスを使った保存方法
ドライアイスが手に入る場合は、発泡スチロールの箱を活用することで、冷凍庫の代替手段として非常に有効です。ドライアイスは普通の保冷剤よりも冷却力が高く、密閉された空間であれば最大で6時間程度、アイスケーキをしっかり冷やした状態で保つことが可能です。
ケーキとドライアイスが直接触れないよう、間に紙やタオルを挟むことで、冷やしすぎによる凍傷や劣化を防げます。サーティーワンでケーキを購入する際には、ドライアイスを何時間分つけるか指定できるので、持ち帰りに時間がかかる場合は多めに頼んでおくのが安心。
万が一に備えて、発泡スチロール容器を事前に用意しておくと、冷凍庫に入らなかった時も慌てずに対応できます。
アイスケーキの保存と取り扱い
風味を保つ保存温度や再冷凍のコツ、トッピングの扱い方まで、美味しくキープするための知識をまとめました。
適切な保存温度と時間
アイスケーキの保存温度はマイナス18℃以下が理想とされていますが、実際の家庭用冷凍庫ではドアの開閉や庫内の詰まり具合によって温度変化が起こりやすくなります。
なるべく奥の方に置き、頻繁に開け閉めしないことが大切です。
また、冷凍庫内の温度が安定していないと、ケーキの表面に霜がつきやすくなり、風味が損なわれてしまいます。食べきれなかった分はすぐに再冷凍するのではなく、まず表面に付着した水分をきちんと拭き取りましょう。そのうえで、ラップでしっかり包み、できればさらに密閉容器に入れて保存することで、匂い移りや乾燥を防ぎ、美味しさをキープできます。
保存期間は1週間以内が目安ですが、可能なら数日中に食べきるのがベストです。
アイスクリームとケーキの違い
アイスケーキは「アイスクリーム」と「ケーキ」の中間のような存在で、冷やしておくことで成り立っている繊細なスイーツです。
アイス部分だけでなく、スポンジやムースなどが使われているものも多く、それぞれの素材によって解凍後の食感が大きく変わります。時間が経つと、スポンジ部分が水分を吸ってベチャベチャになったり、全体が崩れて見た目が悪くなることもあるため、保存状態には特に注意が必要です。
冷凍食品と同じ感覚で長期保存するのではなく、「早めに食べ切る前提」で考えるのが正しいアイスケーキの扱い方といえるでしょう。
トッピングの保存方法
チョコプレートやろうそく、キャラクターパーツなどのトッピング類は、冷凍の影響を受けやすいものも多いため、保存方法にひと工夫が必要です。
割れやすい素材や、温度変化に弱いカラー装飾は、冷凍庫に入れるとヒビが入ったり色あせたりすることがあります。これを防ぐために、購入時に別添になっているパーツは無理に乗せず、飾り付けの直前まで常温または冷蔵で保管しておくのが安心です。
自分で取り外せない装飾がある場合は、冷凍庫内で衝撃が加わらないよう、安定した場所に置きましょう。食卓に出す直前にデコレーションを仕上げれば、見た目も味もより楽しめます。
まとめ
サーティーワンのアイスケーキは見た目も華やかで特別感たっぷり。ただし、冷凍庫に入らないという“あるあるトラブル”に遭遇すると焦りますよね。事前に箱のサイズをチェックしたり、冷凍庫のスペースを空けておくだけでも、当日のバタバタは減らせます。
もしどうしても入らない場合でも、クーラーボックスやドライアイスといった代替策を活用すれば、しっかり保存できます。アイスケーキの特性を理解しておけば、解凍のタイミングや取り扱いもスムーズになるはず。
せっかくのお祝いの日に、溶けてしまったケーキでガッカリしないように。この記事の内容を事前にチェックして、サーティーワンのアイスケーキを安心して楽しんでくださいね!