穢れを祓って心すっきり!はじめての大祓やり方ガイド

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日々の暮らしの中で、なんとなく感じる疲れやモヤモヤ。それをすっきりと祓って、心身をリセットできる日本の伝統行事が「大祓(おおはらえ)」です。
6月と12月の年2回行われ、どなたでも参加できる神事として全国の神社で親しまれています。

本記事では、大祓で使用される「人形(ひとがた)」や「形代(かたしろ)」の書き方、手続きの流れ、初穂料の相場などを解説します。

はじめての方でも安心して参加できるよう、一つひとつ丁寧にご紹介していきます。

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大祓とは?どこで受けられるの?

大祓(おおはらえ)は、半年に一度、自分の心や体についた穢れ(けがれ)を清める、日本の伝統的な神事です。6月と12月に全国の多くの神社で行われており、誰でも気軽に参加できます。

大祓の意味と由来

大祓は、古代から続く浄化の儀式で、「知らず知らずのうちに身についた罪やけがれ」を祓うために行われます。特別な信仰がなくても参加でき、気持ちをリセットする機会として親しまれています。

大祓の開催時期はいつ?

主に年2回、6月末に「夏越(なごし)の祓」、12月末に「年越しの祓」があります。

具体的な日程は神社によって異なるので、事前にホームページや掲示板で確認してみてくださいね。

大祓を受けられる神社の探し方と確認方法

近くの神社でも行っていることが多いです。「○○神社 大祓」で検索すると、詳細が出てくることも。神社によっては郵送やオンライン対応しているところもあります。

 

人形(ひとがた)とは?どんな意味があるの?

大祓では「人形(ひとがた)」と呼ばれる人の形をした紙に、自分の名前や年齢を書いて、体をなでたり息を吹きかけたりします。この紙が、あなたの代わりに穢れを祓ってくれるのです。

人形・形代の役割とは?

紙の人形は、あなたの分身のような存在です。名前や年齢を記入し、自分の体をなでたり、息を吹きかけることで、知らず知らずのうちに溜まった穢れ(けがれ)をその紙に移します。

この行為によって、心身ともにリセットされたような清らかな気持ちになり、また新しい月や年を気持ちよく迎えることができるのです。神様の前に立つ「準備」としても大切な意味を持っています。

紙の人形はどこでもらえる?通販でもOK?

人形は多くの神社で手に入れることができますが、最近では神社の公式サイトからPDFをダウンロードできるところも増えています。また、郵送で取り寄せできる神社も多く、忙しくて参拝できない方や遠方に住んでいる方にもやさしい対応が整ってきました。

インターネットで「大祓 人形 取り寄せ」と検索すると、対応している神社が見つかります。

形代と一緒に出す「ペット用」「車用」もある?

最近はペット用や車用の形代も準備している神社があり、多くの方に利用されています。
犬や猫といった大切な家族の一員にも穢れを移して守ってあげたいという気持ちに応えてくれるもので、ペットの名前を書いて同様の手順で祓うことができます。

また、交通安全を願って車の形代も利用されており、お守りとは違った形で感謝と祈りを込めることができます。

 

人形の書き方|記入例と注意点

紙の人形に書くのはとても簡単。以下のような情報を記入するのが一般的です。

名前や住所はどこにどう書く?

表面の体の部分、ちょうど人形の胸元あたりに、縦書きで「氏名」と「住所」を記入します。書く順番は、まず氏名、次に住所が一般的です。

氏名はフルネームで、住所は都道府県から丁寧に書きましょう。神社によっては、あらかじめ記入欄が印刷されている場合もあるので、それに従って書けば大丈夫です。また、特別な書き方の指示がある場合は、配布された用紙や神社の案内をよく確認してください。

裏面に書く内容は?(特に指定がある場合)

人形の裏面には、年齢や願いごとを書くスペースが設けられていることがあります。特に願いごとを書く欄がある場合は、簡潔に「無病息災」「家内安全」などと書いてもよいですし、自分なりの言葉でも構いません。指定がなければ表面だけでも問題ありませんが、せっかくの機会なので感謝の気持ちや祈りを込めて一言添えるのもおすすめです。

ボールペン?鉛筆?記入に使う筆記具は?

記入には、黒インクのボールペンが最もおすすめです。
しっかりと文字が残るため、祈りの気持ちがより伝わるとされています。鉛筆や消せるボールペン(フリクションなど)は、時間が経つと消えてしまう可能性があるため避けたほうが安心です。

太すぎないペンで、ていねいに書くことで、気持ちも自然と整います。

 

年齢の書き方|数え年?満年齢?

「年齢って、どう書けばいいの?」という方は意外と多いです。

数え年と満年齢の違いとは?

満年齢は「今何歳か」、数え年は「生まれた年を1歳として、元日で1歳加える」数え方です。
神道では数え年を使うことが多いですが、神社によって異なるので確認を。

数え年で書く場合の早見表

例)

  • 2025年に満5歳 → 数え年6歳
  • 2025年に満10歳 → 数え年11歳

簡単に1歳足してみてくださいね。

どちらかわからないときはどうする?

迷ったときは神社に確認すれば丁寧に教えてくれます。「満年齢でも大丈夫です」としているところも多いので安心してください。

 

人形に穢れを移す方法

ただ書くだけじゃないの?と思った方、ご安心ください。とても簡単です。

正しいなで方・息のかけ方

人形を使って穢れを移すときは、ゆったりとした気持ちで行うのが大切です。自分の体を、頭から足に向かって人形でなでていきます。このとき、「けがれを人形に移します」と心の中で唱えながらなでると、より気持ちがこもります。

時間に追われず、落ち着いて自分と向き合う時間として行いましょう。最後には、人形に向かって優しく息をふっと吹きかけます。この息によって、穢れを完全に移しきったという意識を持つことが大切です。

一緒に祈る言葉・気持ちのこめ方

決まった言葉がなくてもまったく問題ありません。大切なのは、あなた自身の気持ちです。心の中で「元気に過ごせますように」「健康を祈ります」「無事に過ごせたことに感謝します」など、自分の思いを素直に伝えてみましょう。声に出しても良いですし、静かに胸の中で祈るのも素敵です。

自然と心が落ち着き、前向きな気持ちになれるはずです。

家族分まとめてできる?複数人分の扱い方

家族全員分をまとめて申し込むことは可能ですが、人形(ひとがた)はひとりひとりに対して1枚ずつ必要です。それぞれの人形に、それぞれの名前と年齢を書いておきましょう。ペット用の人形を用意している神社もあり、大切な家族の一員として祓いを行うことができます。
また、小さなお子さんの分を保護者が代筆することもできますので、無理せずやってみてください。

 

初穂料はいくらが目安?

「初穂料っていくらが正解?」と悩みますよね。

一般的な初穂料の金額(500円~1000円)

多くの神社では、初穂料として500円〜1000円が一般的な目安とされています。ただし、これに絶対的な決まりがあるわけではなく、「お気持ちで」と案内される場合もあります。大祓の儀式は、形式よりも気持ちが大切とされているため、無理のない範囲で納めれば大丈夫です。
なかには「お気持ちでご自由に」と箱だけ置かれている神社もあるので、自分の心に素直になって金額を決めましょう。

より丁寧に祈願したい場合は、少し多めに納める方もいますが、必須ではありません。

のし袋は必要?書き方は?

のし袋を使うかどうかは神社によって異なります。もし指定がある場合は、紅白の水引が印刷されたのし袋を使用し、表書きには「初穂料」または「御初穂料」と書きましょう。その下にご自身の名前を記入します。ただし、多くの神社では簡易封筒での納付も受け付けており、特に指定がないときは白い封筒に「初穂料」と書いて納めれば問題ありません。

封筒の裏に住所と名前を添えると、より丁寧です。

現金書留やオンライン対応の神社も

最近では、遠方に住んでいて直接神社に行けない方のために、郵送やオンラインでの初穂料納付を受け付けている神社が増えています。現金書留で送る場合は、のし袋に入れたうえで封筒に入れると丁寧な印象になります。また、神社によってはクレジットカード決済や専用フォームからの申し込みにも対応しており、忙しい方や高齢の方にも利用しやすくなっています。

公式サイトをチェックして、対応状況を確認すると安心です。

 

大祓で心と暮らしをリセットしよう

日々の疲れや心のモヤモヤ、大祓でスッキリと祓いましょう。

実際に体験した人の感想は?

「気持ちが軽くなった」「今年も後半頑張れそう」といった声が多数寄せられています。実際に大祓を体験した方の中には、「心の中にあったモヤモヤがすっと消えた気がする」「これまで気づかなかった疲れが取れたように感じた」と話す人もいます。神事に参加することで、日々のストレスや気持ちの重さが和らぎ、前向きな気持ちを取り戻すきっかけになるようです。心のリセットだけでなく、日常を大切に過ごす意識が高まったという声も多く見られました。

郵送・オンライン対応の大祓とは?

多くの神社では、郵送での受付にも対応しています。形代を取り寄せ、自宅で記入・祓いの儀を行ったあと、神社に送り返すことで正式に受け付けてくれるのです。さらに最近では、オンライン申し込みやQRコード決済などを導入している神社もあり、スマホひとつで手続きができるようになってきました。

体調や距離の事情で直接行けない方にも、無理なく大祓に参加できる仕組みが整ってきているのは心強いですね。

夏越の祓・年越しの祓の違いと意味

6月に行われる「夏越の祓(なごしのはらえ)」は、1月から6月までの半年分のけがれを落とす行事です。蒸し暑い時期に心身をさっぱりと整える意味合いもあり、茅の輪くぐりなどの風習も行われます。一方、12月末の「年越しの祓」は、1年の締めくくりとしてすべての穢れを清め、新たな年を迎える準備を整える神事です。どちらも、その節目ごとに心の整理をする大切な行事であり、続けて参加することで生活のリズムや心のバランスも整えやすくなるでしょう。

まとめ

大祓は、日々の生活の中で知らず知らずのうちにたまった疲れや不安、穢れを祓うための、日本らしいやさしさに満ちた行事です。人形に自分の気持ちを込めて書き、自分の手で穢れを移すことで、心の整理やリセットができる貴重な時間になります。神社に足を運べない方でも、郵送やオンラインを利用して気軽に参加できます。自分自身や家族、大切な存在を守るために、ぜひ一度、大祓を体験してみてください。

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